《完》極上☆SWEETS!! 〜愛しのショコラ・プリンス〜
「あたしには、そんな自信ない。
あたしはマッキーほど
優しくも、穏和でもないし」
ふてくされた声でそう言うと、
マッキーはクスッと小さく
笑い声をもらして、
「性格は関係ないよ。
それに、アリィにも
ちゃんとできる」
「できるって……なんで
マッキーが断言できんの?」
「だって、わかるもの」
わかる? ――何が?
「アリィが今日、あのお客様に
我慢ができなかったのは、
悔しかったからでしょ?」
あたしはハッと息を飲んだ。
マッキーはそんなあたしを
見つめ返して、確信に
満ちた声で続ける。
「店や仲間をけなされて、
悔しくて許せなかったんだよね。
それに、髪の毛なんて絶対
入ってないって信じれたし」
そう――そのとおりよ。
そんなわけ絶対にないって
思ったもん。
「それって――。
アリィが店の仲間を信頼
してて、好きだからだよね?」
「え――――…!?」
その言葉は――
あたしに、信じられない
くらいの衝撃を与えた。
―――あたしが……
みんなを、信頼してる……?
あたしはマッキーほど
優しくも、穏和でもないし」
ふてくされた声でそう言うと、
マッキーはクスッと小さく
笑い声をもらして、
「性格は関係ないよ。
それに、アリィにも
ちゃんとできる」
「できるって……なんで
マッキーが断言できんの?」
「だって、わかるもの」
わかる? ――何が?
「アリィが今日、あのお客様に
我慢ができなかったのは、
悔しかったからでしょ?」
あたしはハッと息を飲んだ。
マッキーはそんなあたしを
見つめ返して、確信に
満ちた声で続ける。
「店や仲間をけなされて、
悔しくて許せなかったんだよね。
それに、髪の毛なんて絶対
入ってないって信じれたし」
そう――そのとおりよ。
そんなわけ絶対にないって
思ったもん。
「それって――。
アリィが店の仲間を信頼
してて、好きだからだよね?」
「え――――…!?」
その言葉は――
あたしに、信じられない
くらいの衝撃を与えた。
―――あたしが……
みんなを、信頼してる……?