《完》極上☆SWEETS!! 〜愛しのショコラ・プリンス〜
新条さんのデスクを囲む
ようにして2人が立ってて、
あたしを見てる。
「おはよう、望月さん。
ちゃんと来たんだね」
「はぁ……」
目線で促されて、あたしは
デスク越しに新条さんの
正面に立った。
新条さんの態度は――特に
怒ってるようには見えない。
いつもどおり、にこやか。
厳しい顔でお説教されるのを
覚悟してたあたしはちょっと
拍子抜けしつつ、新条さんの
次の言葉を待ってると……。
「そんなに構えないでもいいよ。
昨日のことは、蓮と爽介
からだいたい聞いてる。
大変だったね」
「え――あ、まあ……」
大変と言われれば、そりゃ
大変だったけど。
あたし、被害者じゃなくて
どっちかってゆーと加害者
なんだけどな
そんないたわるみたいな
言い方されると、逆に申し
訳なくなっちゃう。
そんなあたしの考えを
察したのか、新条さんは
『ハハハ』と軽快に笑うと、
「まさかいきなり爽介に
部屋まで連れ込まれるとは
思わなかったろう?
いやぁ、無事でなによりだ」
ようにして2人が立ってて、
あたしを見てる。
「おはよう、望月さん。
ちゃんと来たんだね」
「はぁ……」
目線で促されて、あたしは
デスク越しに新条さんの
正面に立った。
新条さんの態度は――特に
怒ってるようには見えない。
いつもどおり、にこやか。
厳しい顔でお説教されるのを
覚悟してたあたしはちょっと
拍子抜けしつつ、新条さんの
次の言葉を待ってると……。
「そんなに構えないでもいいよ。
昨日のことは、蓮と爽介
からだいたい聞いてる。
大変だったね」
「え――あ、まあ……」
大変と言われれば、そりゃ
大変だったけど。
あたし、被害者じゃなくて
どっちかってゆーと加害者
なんだけどな
そんないたわるみたいな
言い方されると、逆に申し
訳なくなっちゃう。
そんなあたしの考えを
察したのか、新条さんは
『ハハハ』と軽快に笑うと、
「まさかいきなり爽介に
部屋まで連れ込まれるとは
思わなかったろう?
いやぁ、無事でなによりだ」