《完》極上☆SWEETS!! 〜愛しのショコラ・プリンス〜
でもあれは、あたしがクビに
なったら、って場合の話で、
いわば爽介のなぐさめ
みたいなもんよね?
あたしはクビにはされない
って今ハッキリしたばっか
なのに、なんでそんな話が
出てくんの……?
あたしの訝しげな視線を
受けて、爽介は次の言葉を
続ける。
「クビの話とは別で。
ソレ、実は前からちょっと
考えてたんだよな。
お前のセンスをスイーツの
デザインに取り入れたら
おもしろそうだな、ってさ」
「はぁ……」
「ってわけでさ。
お前、オレと一緒にスイーツ
デザインやってくんない?」
「はぁ―――――は??」
テキトーに聞き流しかけて、
かろうじてあたしは最後に
その意味を理解した。
――今、なんてった?
爽介と一緒に、スイーツの
デザイン……?
「オイオイ爽介。
もっと順序だてて話さないと、
望月さんもワケがわからん
だろう」
新条さんが苦笑して口をはさむ。
なったら、って場合の話で、
いわば爽介のなぐさめ
みたいなもんよね?
あたしはクビにはされない
って今ハッキリしたばっか
なのに、なんでそんな話が
出てくんの……?
あたしの訝しげな視線を
受けて、爽介は次の言葉を
続ける。
「クビの話とは別で。
ソレ、実は前からちょっと
考えてたんだよな。
お前のセンスをスイーツの
デザインに取り入れたら
おもしろそうだな、ってさ」
「はぁ……」
「ってわけでさ。
お前、オレと一緒にスイーツ
デザインやってくんない?」
「はぁ―――――は??」
テキトーに聞き流しかけて、
かろうじてあたしは最後に
その意味を理解した。
――今、なんてった?
爽介と一緒に、スイーツの
デザイン……?
「オイオイ爽介。
もっと順序だてて話さないと、
望月さんもワケがわからん
だろう」
新条さんが苦笑して口をはさむ。