《完》極上☆SWEETS!! 〜愛しのショコラ・プリンス〜
そのまま爽介の話を引き
継いで、あたしに向かって、
「望月さん、“ソレイユ
国際ショコラティエコン
クール”って知ってる?」
って聞いてきた。
――ナニソレ。
聞いたこともなかったんで、
あたしは黙って首を横に振る。
新条さんは予想通りって
感じで驚いた様子もなく、
ゆっくりと説明してくれる。
「フランスの財団法人が
主催するコンクールでね。
名前のとおり、世界各国
から腕のあるショコラティエを
集めて、その技術を競う
コンクールなんだ」
「――ショコラティエの
ワールドカップみたいな
もんですか?」
「あぁそうそう! そんな感じ!
それが今年の12月に開催
されるんだけど、今、各国内で
代表選手の選抜段階でね。
一次が書類審査、二次が
実技審査。で、それを勝ち
抜いた各国の代表2名ずつが、
パリで行われる本選に
挑めるってわけだ」
――なるほどね。
コンクールの概要は
なんとなくわかったけど、
「で、そのコンクールが
どうしたんです?」
継いで、あたしに向かって、
「望月さん、“ソレイユ
国際ショコラティエコン
クール”って知ってる?」
って聞いてきた。
――ナニソレ。
聞いたこともなかったんで、
あたしは黙って首を横に振る。
新条さんは予想通りって
感じで驚いた様子もなく、
ゆっくりと説明してくれる。
「フランスの財団法人が
主催するコンクールでね。
名前のとおり、世界各国
から腕のあるショコラティエを
集めて、その技術を競う
コンクールなんだ」
「――ショコラティエの
ワールドカップみたいな
もんですか?」
「あぁそうそう! そんな感じ!
それが今年の12月に開催
されるんだけど、今、各国内で
代表選手の選抜段階でね。
一次が書類審査、二次が
実技審査。で、それを勝ち
抜いた各国の代表2名ずつが、
パリで行われる本選に
挑めるってわけだ」
――なるほどね。
コンクールの概要は
なんとなくわかったけど、
「で、そのコンクールが
どうしたんです?」