《完》極上☆SWEETS!! 〜愛しのショコラ・プリンス〜
「別にかまわねーよ。
てか、お前1人でやれ
なんて言ってないだろ。
オレとお前のアイデア出し
合って、2人でやるんだよ。
お前のファッションデザインで
培ったセンスで、思う
ようにやればいいから」
「いいから、って――
そんな簡単そうに言うけどね!?
もしそれで、二次審査に
落ちちゃったらどーすんのよ?
あたし、責任なんか
とれないわよ」
「は? そんなのいらねーよ。
オレが納得いかなけりゃ
完成はしないんだから、
お前だけの責任でもないだろ」
「でもっ―――」
……ダメだ。
一歩も引かない爽介に、
他になんて言っていいのか
わかんない。
でも、どう考えても無謀な
話だと思うよ。
せっかく国際レベルのコン
クールに駒を進められそう
なのに……あたしなんかが
関わっちゃ……。
ふと、あんまり思い出し
たくないイヤな記憶が頭を
よぎって、あたしはフル
フルと小さく首を振った。
てか、お前1人でやれ
なんて言ってないだろ。
オレとお前のアイデア出し
合って、2人でやるんだよ。
お前のファッションデザインで
培ったセンスで、思う
ようにやればいいから」
「いいから、って――
そんな簡単そうに言うけどね!?
もしそれで、二次審査に
落ちちゃったらどーすんのよ?
あたし、責任なんか
とれないわよ」
「は? そんなのいらねーよ。
オレが納得いかなけりゃ
完成はしないんだから、
お前だけの責任でもないだろ」
「でもっ―――」
……ダメだ。
一歩も引かない爽介に、
他になんて言っていいのか
わかんない。
でも、どう考えても無謀な
話だと思うよ。
せっかく国際レベルのコン
クールに駒を進められそう
なのに……あたしなんかが
関わっちゃ……。
ふと、あんまり思い出し
たくないイヤな記憶が頭を
よぎって、あたしはフル
フルと小さく首を振った。