《完》極上☆SWEETS!! 〜愛しのショコラ・プリンス〜
「まさか。
気合いだけでどうにかなる
世界じゃないでしょ」
「かもしんねーけどさ。
でも、あと一歩のコマを
進めたのは、いつもそーゆー
部分だったと思ってる。
オレ自身の努力とか情熱とか。
あとはやっぱり、周りの力だな」
そう一息に話すと、爽介は
小さくため息をついて
ゆっくりとその場を離れた。
自販機の方に移動しながら、
「なんか飲むか。
コーヒーでいい?」
「あ、うん」
あたしの返事に、爽介は
特に頷きもせず、そのまま
自販機で紙コップのコーヒーを
2つ買ってくれた。
それを持ってテーブルの
ひとつに腰をおろし、片方の
コップを黙ってあたしに
差し出す。
「……ありがと」
受け取って、そっと口をつけて。
爽介が買ったのは、やっぱり
苦いブラックコーヒーだった。
苦いのイヤだって昨日
言ったばっかなのに、
相変わらず自己チュー。
こんなところも、やっぱり
爽介なのに。
気合いだけでどうにかなる
世界じゃないでしょ」
「かもしんねーけどさ。
でも、あと一歩のコマを
進めたのは、いつもそーゆー
部分だったと思ってる。
オレ自身の努力とか情熱とか。
あとはやっぱり、周りの力だな」
そう一息に話すと、爽介は
小さくため息をついて
ゆっくりとその場を離れた。
自販機の方に移動しながら、
「なんか飲むか。
コーヒーでいい?」
「あ、うん」
あたしの返事に、爽介は
特に頷きもせず、そのまま
自販機で紙コップのコーヒーを
2つ買ってくれた。
それを持ってテーブルの
ひとつに腰をおろし、片方の
コップを黙ってあたしに
差し出す。
「……ありがと」
受け取って、そっと口をつけて。
爽介が買ったのは、やっぱり
苦いブラックコーヒーだった。
苦いのイヤだって昨日
言ったばっかなのに、
相変わらず自己チュー。
こんなところも、やっぱり
爽介なのに。