《完》極上☆SWEETS!! 〜愛しのショコラ・プリンス〜
先を行く大きい光と、それを
追いかけるちょっと小さめの光。
その光の軌跡は、しなやかな
カーブを描きながら悠然と
天を目指してて、それが
そのまま、このオブジェの
軸になってる。
そしてその軌跡には、
いくつかのあったかい
助けがある。
あたし達を見守ってくれる
新条さんや、応援してくれる
マッキーみたいに。
それを、抽象的な曲線や
模様、それに花なんかで
表現してみた。
あたしと爽介を表す象徴を
光にしたのは、あたしに
とって爽介がそれくらい
眩しかったから。
それに、勢いがあって、強くて。
輝きも形も、これから
もっと、いくらでも
変わっていける。
……そういうのを考えたら、
例えば鳥なんかで例えちゃう
よりも、『光』にするのが
ピッタリだと思ったから。
「――どう、かな………?」
描き終わってテーブルに
鉛筆を置くと、あたしは
おそるおそる、背後の
爽介に尋ねてみる。
追いかけるちょっと小さめの光。
その光の軌跡は、しなやかな
カーブを描きながら悠然と
天を目指してて、それが
そのまま、このオブジェの
軸になってる。
そしてその軌跡には、
いくつかのあったかい
助けがある。
あたし達を見守ってくれる
新条さんや、応援してくれる
マッキーみたいに。
それを、抽象的な曲線や
模様、それに花なんかで
表現してみた。
あたしと爽介を表す象徴を
光にしたのは、あたしに
とって爽介がそれくらい
眩しかったから。
それに、勢いがあって、強くて。
輝きも形も、これから
もっと、いくらでも
変わっていける。
……そういうのを考えたら、
例えば鳥なんかで例えちゃう
よりも、『光』にするのが
ピッタリだと思ったから。
「――どう、かな………?」
描き終わってテーブルに
鉛筆を置くと、あたしは
おそるおそる、背後の
爽介に尋ねてみる。