《完》極上☆SWEETS!! 〜愛しのショコラ・プリンス〜
爽介は……ずっと描いてる
とこを見てたし、あたしの
問いかけも聞こえたはずなのに、
黙り込んだまま、すぐには
何も答えてくれなかった。
そして、少しの沈黙の後。
呟くように、かすかな声で。
「……すげー。超、カッコイイ」
そう、もらした。
その声を聞いたとたん、
あたしの胸にも安堵と興奮が、
波みたいに広がって――
あたしは勢いよく後ろを
振り返って、爽介を見上げる。
「ホント!?
お世辞じゃなくって?」
「お世辞なもんかよ。
発想もおもしろいし
インパクトあるし。
なにより――オレの言いた
かったイメージがすごく
よく出てる」
徐々に熱を帯びて大きく
なる声でそう言いながら、
爽介はあたしの手から
スケッチブックをヒョイと
取り上げた。
間近でもう一度じっくり、
穴があくんじゃ…って
くらいそれを眺めて、
「マジでいいよコレ!
すげー気に入った。
手直しは多少したいけど――
コンセプトはこれでいきたいな」
とこを見てたし、あたしの
問いかけも聞こえたはずなのに、
黙り込んだまま、すぐには
何も答えてくれなかった。
そして、少しの沈黙の後。
呟くように、かすかな声で。
「……すげー。超、カッコイイ」
そう、もらした。
その声を聞いたとたん、
あたしの胸にも安堵と興奮が、
波みたいに広がって――
あたしは勢いよく後ろを
振り返って、爽介を見上げる。
「ホント!?
お世辞じゃなくって?」
「お世辞なもんかよ。
発想もおもしろいし
インパクトあるし。
なにより――オレの言いた
かったイメージがすごく
よく出てる」
徐々に熱を帯びて大きく
なる声でそう言いながら、
爽介はあたしの手から
スケッチブックをヒョイと
取り上げた。
間近でもう一度じっくり、
穴があくんじゃ…って
くらいそれを眺めて、
「マジでいいよコレ!
すげー気に入った。
手直しは多少したいけど――
コンセプトはこれでいきたいな」