《完》極上☆SWEETS!! 〜愛しのショコラ・プリンス〜
「爽介………」
――嬉しい。
不覚にもあたしは、目頭が
ジワッと熱くなるのを感じてた。
だって、こんなふうに自分の
デザインを手放しで褒めて
もらったのは、生まれて
初めてだったし。
それに、他でもない爽介が
褒めてくれたから。
これは、自分のためでも
あるけど、爽介のためでも
あるデザイン。
あたしが、爽介を想って
描いたもの。
それを当の本人が喜んで
くれるのって、こんなにも
嬉しいものなんだ……。
「手直し、どんどんしよ!
なんでも言ってよ。
一緒に考えよ?」
ウルッときちゃったのを
気づかれないように、
やたら張り切った声を
あげるあたし。
でも、爽介はそれに負け
ないくらい元気な声で、
『そーだな!』 って
答えてくれて。
それからは、2人で頭を
突き合わすようにして、
デザインの手直しに没頭した。
曲線のカーブの角度や、
パーツの大きさ、線の太さ。
そういうのは、チョコで
構成できるかの問題も
含めて、爽介が細かく指摘
していって、修正を施して。
――嬉しい。
不覚にもあたしは、目頭が
ジワッと熱くなるのを感じてた。
だって、こんなふうに自分の
デザインを手放しで褒めて
もらったのは、生まれて
初めてだったし。
それに、他でもない爽介が
褒めてくれたから。
これは、自分のためでも
あるけど、爽介のためでも
あるデザイン。
あたしが、爽介を想って
描いたもの。
それを当の本人が喜んで
くれるのって、こんなにも
嬉しいものなんだ……。
「手直し、どんどんしよ!
なんでも言ってよ。
一緒に考えよ?」
ウルッときちゃったのを
気づかれないように、
やたら張り切った声を
あげるあたし。
でも、爽介はそれに負け
ないくらい元気な声で、
『そーだな!』 って
答えてくれて。
それからは、2人で頭を
突き合わすようにして、
デザインの手直しに没頭した。
曲線のカーブの角度や、
パーツの大きさ、線の太さ。
そういうのは、チョコで
構成できるかの問題も
含めて、爽介が細かく指摘
していって、修正を施して。