《完》極上☆SWEETS!! 〜愛しのショコラ・プリンス〜
「そんなのかまわないわよ。
タクで帰るし――爽介が
帰らないなら、あたしも
帰らない」
「アホか
女のお前が店に泊まったり
できるかよ。
それに毎晩タクって
わけにもいかねーだろ」
ムカッ。
こいつ、どこまでも折れない気?
どーしてよ?
あたしの作品でもあるのに、
なんでこんなに拒まれ
なきゃいけないの?
あたしはロコツに困った
顔してる爽介を、改めて
キッと睨みつけてやった。
負けるもんかっつーの。
今さらそんなの、
気にしてられない。
できるとこまで、精いっぱい
やりたいんだもん。
ダメって言われたって――
おとなしく引き下がったり
しないんだから。
「ぜーったいイヤよ!
あたしも付き合う!!
帰れって言われたって、
帰らないからっ」
「~~~~~~っ!!」
あたしの剣幕にたじろいだ
みたいに、爽介が目を白黒
させて声にならない声で唸った。
顔に『どんだけ聞き分け
ないんだよ』って、
ありありと書いてある。
タクで帰るし――爽介が
帰らないなら、あたしも
帰らない」
「アホか
女のお前が店に泊まったり
できるかよ。
それに毎晩タクって
わけにもいかねーだろ」
ムカッ。
こいつ、どこまでも折れない気?
どーしてよ?
あたしの作品でもあるのに、
なんでこんなに拒まれ
なきゃいけないの?
あたしはロコツに困った
顔してる爽介を、改めて
キッと睨みつけてやった。
負けるもんかっつーの。
今さらそんなの、
気にしてられない。
できるとこまで、精いっぱい
やりたいんだもん。
ダメって言われたって――
おとなしく引き下がったり
しないんだから。
「ぜーったいイヤよ!
あたしも付き合う!!
帰れって言われたって、
帰らないからっ」
「~~~~~~っ!!」
あたしの剣幕にたじろいだ
みたいに、爽介が目を白黒
させて声にならない声で唸った。
顔に『どんだけ聞き分け
ないんだよ』って、
ありありと書いてある。