《完》極上☆SWEETS!! 〜愛しのショコラ・プリンス〜
その声に、あたしの鼓動が
トクンと反応する。
――それは、どーゆーこと?
もっとちゃんと聞きたい。
そう思って、爽介を
見上げたとき――。
ドスドスドスッ!
そう表現していいくらいの
騒々しい足音が、何の
前触れもなく迫ってきて。
あたしと爽介は、弾かれた
ように音の方向に体を向けた。
足音と――それにくぐもった
太い話し声が、裏口に続く
通路から聞こえてくる。
それはどんどん近くなって――
やがて、バックヤードに
姿を現したのは――。
「新条さん!」
ひょっこり覗いた顔に、
爽介がまず声をあげた。
あれ……でも新条さん、
一人じゃないはず。
足音や話し声からすると、
他にも誰かが――。
「――――パ―――!!」
新条さんより少し遅れて、
のっそり現れた人影に、
あたしは叫びそうになった
声を、かろうじて押しとどめた。
――なんで!?
なんでここにパパがいんのっ!!?
そう。
突然の来訪者の2人目は――
この店のオーナー……パパ
だった。
トクンと反応する。
――それは、どーゆーこと?
もっとちゃんと聞きたい。
そう思って、爽介を
見上げたとき――。
ドスドスドスッ!
そう表現していいくらいの
騒々しい足音が、何の
前触れもなく迫ってきて。
あたしと爽介は、弾かれた
ように音の方向に体を向けた。
足音と――それにくぐもった
太い話し声が、裏口に続く
通路から聞こえてくる。
それはどんどん近くなって――
やがて、バックヤードに
姿を現したのは――。
「新条さん!」
ひょっこり覗いた顔に、
爽介がまず声をあげた。
あれ……でも新条さん、
一人じゃないはず。
足音や話し声からすると、
他にも誰かが――。
「――――パ―――!!」
新条さんより少し遅れて、
のっそり現れた人影に、
あたしは叫びそうになった
声を、かろうじて押しとどめた。
――なんで!?
なんでここにパパがいんのっ!!?
そう。
突然の来訪者の2人目は――
この店のオーナー……パパ
だった。