《完》極上☆SWEETS!! 〜愛しのショコラ・プリンス〜
「デザイン画は……よく
見ようと思ったね。
あたしが描いたのなんて、
今まで見ようとも
しなかったのに」
「今まで? 留学中にと
いうことか?
そんなものには見る価値は
感じんからな」
あ、そーですか。
あたしはウンザリしながら
内心で受け流す。
相変わらずの小バカにした口調。
でも……そう。
これが、今までのパパの
普通の反応。
だからこそ、なんで今夜に
限って見ようとしたのかが、
わかんなくて――。
「お前がただの自己満足の
ために描いた今までのものと、
今回のものとでは、次元が
違うだろう。
それともまさか――同じ
程度の意気込みで描いて
いたのか?」
「えっ……」
その言葉に、あたしは
ハッと息を飲む。
パパがこんなこと言う
なんて――今自分の耳で
聞いたのに、信じられない。
でもその言葉は、痛い
くらいまっすぐに、
あたしの心に突き刺さる。
そう――痛いのは、図星だから。
見ようと思ったね。
あたしが描いたのなんて、
今まで見ようとも
しなかったのに」
「今まで? 留学中にと
いうことか?
そんなものには見る価値は
感じんからな」
あ、そーですか。
あたしはウンザリしながら
内心で受け流す。
相変わらずの小バカにした口調。
でも……そう。
これが、今までのパパの
普通の反応。
だからこそ、なんで今夜に
限って見ようとしたのかが、
わかんなくて――。
「お前がただの自己満足の
ために描いた今までのものと、
今回のものとでは、次元が
違うだろう。
それともまさか――同じ
程度の意気込みで描いて
いたのか?」
「えっ……」
その言葉に、あたしは
ハッと息を飲む。
パパがこんなこと言う
なんて――今自分の耳で
聞いたのに、信じられない。
でもその言葉は、痛い
くらいまっすぐに、
あたしの心に突き刺さる。
そう――痛いのは、図星だから。