《完》極上☆SWEETS!! 〜愛しのショコラ・プリンス〜
1回目はいきなりで、まだ
爽介のこともよく知らなくて
噛みついてばっかいたけど。
今では――こんなふうに
向かい合って、いろんな
話をして。
いつのまにか、あたし達の
距離――こんなに、近く
なってる。
『特別』な時間を、
共有できるほどに。
それが――素直に、嬉しい。
でも同時に……どうしようも
ないくらい、胸がキュッと
痛くなる。
もっと近づきたい。
もっともっと、特別になりたい。
そんな想いが――ごまかしても
ごまかしても、溢れてくるから。
「――どうした、亜莉紗?」
急に黙り込んだあたしを
心配するように、爽介が
顔を覗き込んできた。
あたしはあわてて曖昧な
笑みを浮かべながら、
「な、なんでもない
ちょっとボーッとしただけ」
「? 大丈夫か?」
「大丈夫よ。気にしないで」
てゆーか、あんま近くで
覗き込まれると、余計
ドキドキするじゃない。
爽介のこともよく知らなくて
噛みついてばっかいたけど。
今では――こんなふうに
向かい合って、いろんな
話をして。
いつのまにか、あたし達の
距離――こんなに、近く
なってる。
『特別』な時間を、
共有できるほどに。
それが――素直に、嬉しい。
でも同時に……どうしようも
ないくらい、胸がキュッと
痛くなる。
もっと近づきたい。
もっともっと、特別になりたい。
そんな想いが――ごまかしても
ごまかしても、溢れてくるから。
「――どうした、亜莉紗?」
急に黙り込んだあたしを
心配するように、爽介が
顔を覗き込んできた。
あたしはあわてて曖昧な
笑みを浮かべながら、
「な、なんでもない
ちょっとボーッとしただけ」
「? 大丈夫か?」
「大丈夫よ。気にしないで」
てゆーか、あんま近くで
覗き込まれると、余計
ドキドキするじゃない。