《完》極上☆SWEETS!! 〜愛しのショコラ・プリンス〜
あたしは爽介の気を逸ら
そうと懸命に取り繕った
けど、その態度が裏目に
出ちゃったみたい。
爽介は安心するどころか、
逆に食いついてくる。
「けど、まだ前に来たとき
より飲んでないぜ?
お前まさか、体調
悪かったりしねー?」
「しないわよ。
てゆーかヘイキだってば」
「ホントかよ?
ホールの仕事の後、毎晩
残ってたんだ……自分で
思ってるより疲れてんの
かもしんねーじゃねーか」
「何言ってんのよ。
それ言ったら、あたし
なんかよりあんたの方が
数倍ハードな生活してん
じゃない」
店の仕事が早朝から昼過ぎ
まであるのに、その後
ぶっ通しで、深夜まで
試作にあけくれて。
きっと毎晩、2,3時間しか
寝てないはず。
あたしの反論に、爽介は
自分でももっともだって
思ったよう。
『うっ』て言葉に詰まると、
唇をとがらせて、
「そりゃまぁそうだけど……。
でもお前だってきっと
キツかったろ。
ムリしてんじゃねーかって
気になんだよ」
そうと懸命に取り繕った
けど、その態度が裏目に
出ちゃったみたい。
爽介は安心するどころか、
逆に食いついてくる。
「けど、まだ前に来たとき
より飲んでないぜ?
お前まさか、体調
悪かったりしねー?」
「しないわよ。
てゆーかヘイキだってば」
「ホントかよ?
ホールの仕事の後、毎晩
残ってたんだ……自分で
思ってるより疲れてんの
かもしんねーじゃねーか」
「何言ってんのよ。
それ言ったら、あたし
なんかよりあんたの方が
数倍ハードな生活してん
じゃない」
店の仕事が早朝から昼過ぎ
まであるのに、その後
ぶっ通しで、深夜まで
試作にあけくれて。
きっと毎晩、2,3時間しか
寝てないはず。
あたしの反論に、爽介は
自分でももっともだって
思ったよう。
『うっ』て言葉に詰まると、
唇をとがらせて、
「そりゃまぁそうだけど……。
でもお前だってきっと
キツかったろ。
ムリしてんじゃねーかって
気になんだよ」