《完》極上☆SWEETS!! 〜愛しのショコラ・プリンス〜
あたしの心は――とっくの
昔に、この光に射抜かれて
るんだから。
……トクン、トクン。
爽介の瞳に吸い寄せられる
ように。
心の深いところから、
想いがどんどんあふれてきてた。
いつのまにか、もう視線は
そらせない。
「オレは約束は破らねー。
お前を絶対、パリに連れてく」
力強い言葉が、甘い電流
みたいに体を駆け抜けてく。
爽介は自信に満ちた
ほほ笑みを浮かべながら、
言葉を続けた。
「オレは、どんだけ壁に
ぶつかっても迷ったこと
なんかないけど。
お前がそこまでオレを
信じてくれてるとは、
思わなかったな」
――信じてるわよ。
爽介はきっと、わかってない。
爽介が、あたしにとって
どれだけ、大きな存在に
なっちゃってるのか。
爽介にとってあたしは――
大切な仕事仲間?
一緒に夢を追うパートナー?
もちろん、あたしに
とってもそうだけど。
でもあたしは――もう、
それだけじゃない。
昔に、この光に射抜かれて
るんだから。
……トクン、トクン。
爽介の瞳に吸い寄せられる
ように。
心の深いところから、
想いがどんどんあふれてきてた。
いつのまにか、もう視線は
そらせない。
「オレは約束は破らねー。
お前を絶対、パリに連れてく」
力強い言葉が、甘い電流
みたいに体を駆け抜けてく。
爽介は自信に満ちた
ほほ笑みを浮かべながら、
言葉を続けた。
「オレは、どんだけ壁に
ぶつかっても迷ったこと
なんかないけど。
お前がそこまでオレを
信じてくれてるとは、
思わなかったな」
――信じてるわよ。
爽介はきっと、わかってない。
爽介が、あたしにとって
どれだけ、大きな存在に
なっちゃってるのか。
爽介にとってあたしは――
大切な仕事仲間?
一緒に夢を追うパートナー?
もちろん、あたしに
とってもそうだけど。
でもあたしは――もう、
それだけじゃない。