《完》極上☆SWEETS!! 〜愛しのショコラ・プリンス〜
あたしの中には、もっと
ずっと大きくて大切な
ポイントに、爽介がいる。
だから――…。
「――爽介の言うことなら、
どれだけでも信じられる。
いつだって、信じてるよ……」
「―――亜莉紗?」
胸が苦しくて、痛いくらいに。
信じてる。
想ってる。
もっとずっと、あたしの
側にいて欲しい。
そう思わずにはいられない――。
――気づくと、あたしは。
狭い丸テーブルの上で、
投げ出されてた爽介の左手を
ギュッとつかんでた。
大きな掌を包み込むように、
ギュッと、両手で。
――言葉は出ない。
この気持ちをなんて言い
表せばいいのか、稚拙な
あたしの頭じゃ、思い
浮かばなくて。
「オイ亜莉紗、どーした!?」
突然のあたしの行動に、
動揺を隠さない声が
聞こえてくる。
「んだよ――やっぱ
酔ってンのか?
オイ、そんな気分わりぃのかよ」
爽介の手を握りしめた
自分の両手に、顔をうずめる
ようにしてるから。
ずっと大きくて大切な
ポイントに、爽介がいる。
だから――…。
「――爽介の言うことなら、
どれだけでも信じられる。
いつだって、信じてるよ……」
「―――亜莉紗?」
胸が苦しくて、痛いくらいに。
信じてる。
想ってる。
もっとずっと、あたしの
側にいて欲しい。
そう思わずにはいられない――。
――気づくと、あたしは。
狭い丸テーブルの上で、
投げ出されてた爽介の左手を
ギュッとつかんでた。
大きな掌を包み込むように、
ギュッと、両手で。
――言葉は出ない。
この気持ちをなんて言い
表せばいいのか、稚拙な
あたしの頭じゃ、思い
浮かばなくて。
「オイ亜莉紗、どーした!?」
突然のあたしの行動に、
動揺を隠さない声が
聞こえてくる。
「んだよ――やっぱ
酔ってンのか?
オイ、そんな気分わりぃのかよ」
爽介の手を握りしめた
自分の両手に、顔をうずめる
ようにしてるから。