《完》極上☆SWEETS!! 〜愛しのショコラ・プリンス〜
ドキン、と。
その言葉に、あたしの胸は
大きく揺れる。
「押さえないで――」
あたしは――立ち上がって、
もう一度爽介にしがみついてた。
――聞かせてよ、爽介。
あたしに、伝えたい
気持ちがあるなら。
押さえたりしないで。
――あたしに、
教えてほしい――。
「――亜莉紗。
お前……今どんだけカワイイ
顔してたか、わかってねーだろ」
クシャッ……って。
爽介の胸にうずめたあたしの
髪が、大きな掌で乱暴に
掻き混ぜられる。
熱い吐息がすぐ耳元で
感じられて、体が痺れた。
「――知らない。
正直になっただけだもん」
自分の気持ちに、正直に。
ただ、それだけ。
「―――亜莉紗」
爽介が強引に、あたしの
顎を指で持ち上げて、上を
向かせた。
至近距離で、爽介と視線が
絡まりあう。
体の触れ合ったところから
伝わる爽介の鼓動が、
すごく速い。
「――ホントに……
いいんだな?」
その言葉に、あたしの胸は
大きく揺れる。
「押さえないで――」
あたしは――立ち上がって、
もう一度爽介にしがみついてた。
――聞かせてよ、爽介。
あたしに、伝えたい
気持ちがあるなら。
押さえたりしないで。
――あたしに、
教えてほしい――。
「――亜莉紗。
お前……今どんだけカワイイ
顔してたか、わかってねーだろ」
クシャッ……って。
爽介の胸にうずめたあたしの
髪が、大きな掌で乱暴に
掻き混ぜられる。
熱い吐息がすぐ耳元で
感じられて、体が痺れた。
「――知らない。
正直になっただけだもん」
自分の気持ちに、正直に。
ただ、それだけ。
「―――亜莉紗」
爽介が強引に、あたしの
顎を指で持ち上げて、上を
向かせた。
至近距離で、爽介と視線が
絡まりあう。
体の触れ合ったところから
伝わる爽介の鼓動が、
すごく速い。
「――ホントに……
いいんだな?」