《完》極上☆SWEETS!! 〜愛しのショコラ・プリンス〜
忙しく働くスタッフに
まぎれて、ひとりのんびり
椅子に座ってた新条さんが
あたし達に気づいて
ニコッと笑った。
「お、来たな。
よーし、みんなちょっと
手を止めて集まってくれー」
新条さんの大声に、色んな
所にいたスタッフが一斉に
ホールの中央に集まる。
その集まった人の輪の
中を、あたしはマッキーに
先導されて新条さんの
隣まで歩いた。
「今日から入る新人を紹介する。
望月亜莉紗さんだ。
――望月さん、自己紹介して」
えっ、自己紹介??
てゆったって、正体隠して
入ってんのに、言うこと
なんかなんもないけど
「……望月、亜莉紗です。
よろしく」
結局それだけ言って、
あたしは『コレでいい』
って感じで新条さんを見た。
新条さんは軽く頷いて、
「当分は蓮がトレーニング
につくが、早めに現場にも
出てもらうから。
みんなも助けてやってくれ〜」
はーい、とスタッフが
不揃いに返事する。
まぎれて、ひとりのんびり
椅子に座ってた新条さんが
あたし達に気づいて
ニコッと笑った。
「お、来たな。
よーし、みんなちょっと
手を止めて集まってくれー」
新条さんの大声に、色んな
所にいたスタッフが一斉に
ホールの中央に集まる。
その集まった人の輪の
中を、あたしはマッキーに
先導されて新条さんの
隣まで歩いた。
「今日から入る新人を紹介する。
望月亜莉紗さんだ。
――望月さん、自己紹介して」
えっ、自己紹介??
てゆったって、正体隠して
入ってんのに、言うこと
なんかなんもないけど
「……望月、亜莉紗です。
よろしく」
結局それだけ言って、
あたしは『コレでいい』
って感じで新条さんを見た。
新条さんは軽く頷いて、
「当分は蓮がトレーニング
につくが、早めに現場にも
出てもらうから。
みんなも助けてやってくれ〜」
はーい、とスタッフが
不揃いに返事する。