《完》極上☆SWEETS!! 〜愛しのショコラ・プリンス〜
「あたしがあんたにどんな
メーワクかけるってゆーのよ!」
いったん怒りを爆発
させたら、なんか話してる
間にどんどんボルテージ
上がってきた。
あたしはもう、完全に
金切り声で爽介に食って
かかってた。
爽介はチッと舌打ちして、
「なんで、わかりもしねー
ヤツにわざわざ説明
しなきゃなんねーんだ……。
あのな、スイーツは作り
始めから、テーブルに
出すか家でケーキボックス
から出すまでが、ひとつの
サービスなんだよ。
オレらが作ったのを、表の
ヤツらが客の前まで運ぶ。
んで、客がそれを味わう。
それが全部繋がって、
最終的にそのスイーツの
印象になるわけ」
「…………」
なに、いきなりもっとも
らしいこと言っちゃって
んのコイツ。
さっきまでの勢いでもっと
難クセつけてくるかと
思ったのに――あたしは、
正直ちょっと気がそがれた。
メーワクかけるってゆーのよ!」
いったん怒りを爆発
させたら、なんか話してる
間にどんどんボルテージ
上がってきた。
あたしはもう、完全に
金切り声で爽介に食って
かかってた。
爽介はチッと舌打ちして、
「なんで、わかりもしねー
ヤツにわざわざ説明
しなきゃなんねーんだ……。
あのな、スイーツは作り
始めから、テーブルに
出すか家でケーキボックス
から出すまでが、ひとつの
サービスなんだよ。
オレらが作ったのを、表の
ヤツらが客の前まで運ぶ。
んで、客がそれを味わう。
それが全部繋がって、
最終的にそのスイーツの
印象になるわけ」
「…………」
なに、いきなりもっとも
らしいこと言っちゃって
んのコイツ。
さっきまでの勢いでもっと
難クセつけてくるかと
思ったのに――あたしは、
正直ちょっと気がそがれた。