《完》極上☆SWEETS!! 〜愛しのショコラ・プリンス〜
「――そーゆー意識で
商品を運べないヤツに、
オレらが作ったスイーツを
触ってほしくなんかないわけ。
わかる?
パティシエと自分は
カンケーないとか言ってる
ようじゃ、どーにもなんねーよ」
「なっ………」
なによ、それ。
そんな、あんたが考えてる
ことなんて、あたしに
分かるわけないじゃない。
別にあたし、スイーツ業界
とかカフェとか、自分から
興味あってやることに
なったわけじゃないし。
そもそも、あんた達の
態度が感じ悪いから、そう
言ったんじゃない。
心の中では、そんな不満が
渦巻いてるのに。
どーしてか、あたしは
それを口に出すことが
できなかった。
なんで? こんなに悔しいのに。
なんでひとことも、
言い返せないの……!?
「もう、2人共いい加減にしろ」
新条さんが大きなため息を
つきながら、あたしと
爽介の間に割って入ってきた。
商品を運べないヤツに、
オレらが作ったスイーツを
触ってほしくなんかないわけ。
わかる?
パティシエと自分は
カンケーないとか言ってる
ようじゃ、どーにもなんねーよ」
「なっ………」
なによ、それ。
そんな、あんたが考えてる
ことなんて、あたしに
分かるわけないじゃない。
別にあたし、スイーツ業界
とかカフェとか、自分から
興味あってやることに
なったわけじゃないし。
そもそも、あんた達の
態度が感じ悪いから、そう
言ったんじゃない。
心の中では、そんな不満が
渦巻いてるのに。
どーしてか、あたしは
それを口に出すことが
できなかった。
なんで? こんなに悔しいのに。
なんでひとことも、
言い返せないの……!?
「もう、2人共いい加減にしろ」
新条さんが大きなため息を
つきながら、あたしと
爽介の間に割って入ってきた。