《完》極上☆SWEETS!! 〜愛しのショコラ・プリンス〜
「さっきので、マッキーも
あたしに研修なんてやり
たくなくなったんじゃない?」


あたしが思いっきり
皮肉っぽく言うと、


「そんなことは思わないよ。

最初は誰だって、わから
なくて当たり前だもの」


と、マッキーはほほ笑む。


どーだかね。


パパを見返すために、
それなりにがんばる気で
来てたけどさ。


なんかあんなこと言われ
たら、そのやる気も消えて
なくなりそーな感じよ。


最初も何も――ホントに
研修とかやるイミあんの?
って気になっちゃう。


「爽介のことは、あんまり
気にしないで。他の2人もね。

元からああいうキャラなんだよ。

悪気はないんだ」


「どんなキャラか知らないけど。

あたしと相性が合わない
ことだけは、確かだわ」


「そーかな? そんな
ことはないと思うけど……」


「は? ないわけないわよ!

今朝からあの爽介って
ヤツにはムカつきっぱなしよ」
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