《完》極上☆SWEETS!! 〜愛しのショコラ・プリンス〜

天才のスランプ

それから、あたしは
マッキーにつきっきりで、
いろんなことを教えてもらった。


店内の設備、器材や用具の
説明、1日の仕事の流れ……。


聞いてる分にはそれなりに
理解できるんだけど、実践
してないしピンとこない
ってのが、まぁ正直な感想。


そして、1時間のお昼休憩。


休憩は、シフト制で何人か
ずつバラバラにとるらしい。


マッキーはウェイターの
ひとりと外にご飯食べに
行くってことで、あたしも
誘われたんだけど。

慣れないことしたせいで
あんま食欲のなかった
あたしは、パスしてひとり
休憩室でコーヒーを飲んでた。


休憩室にはカロリー○イト
とかちょっとしたお菓子の
自販機もあったから、
これでいいやって感じで。


ぼーっとしながらコーヒー
を飲んでると、廊下の外が
賑やかになって、3人の
女のコが中に入ってきた。


「あ、お疲れ様でーす」


先客がいたことに気づいて
口々に声をかけてくる。
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