《完》極上☆SWEETS!! 〜愛しのショコラ・プリンス〜
     ☆☆☆☆☆



それから何日か過ぎて。


初日にはイロイロあった
けど、今のとこ問題なく
あたしのトレーニングは
進んでた。


まあ、まだマッキーと
マンツーマン状態だし。

仕事は段階的にマスター
させるってことで、最初は
テイクアウトのレジの仕事
しかできないみたいで、
パティシエ達と話をする
機会もゼンゼンなかった。


新人のうちは、レジと
カフェ部分のオーダー取り。


それに慣れたらテーブルの
片付けとか、お水の
おかわりとか。


そんな感じで徐々にできる
ことを増やしてって――
スイーツをお客様に配膳
できるようになるのは、
イチバン最後らしい。


「おはよう、アリィ

テイクの仕事はだいぶ
わかってきたみたいだし、
今日からはオーダーの練習
しようか」


他のコと一緒にオープン
準備をしてたら、マッキー
がニコニコ顔でそう提案
してきた。


「えっ、イキナリ!?

まだ早いんじゃ……」


ケーキの名前とか、まだ
半分くらいしか覚えてないよ?
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