《完》極上☆SWEETS!! 〜愛しのショコラ・プリンス〜
何が『やり方』よ。
あんたがひとりでピリピリ
してるだけじゃん。
雫、さっき思いっきり何か
言いたそーな顔してたけど。
「どーだか。
なんかヨユーなくて
イラついてるよーにしか
見えないけどねー」
「んなわけあるかよ!」
爽介は、声を荒げて即座に
否定する。
イヤイヤ――ムキに
なってるって時点で、
図星でしょ。
自分でもわかってんじゃん。
でも、あたしがあえて何も
言わないでいると。
爽介は軽く舌打ちして、
近くの椅子を自分のとこ
まで引き寄せ、ドカッと
乱暴に座った。
「えっ!?
休憩なんでしょ?
休憩室行かないの!?」
「……朝休は朝メシ
食ったら終わりだから、
わざわざ行かねーよ」
不機嫌な声でそう答える
と、爽介は手に持ってた
小さめのビニール袋から
中身を出して食べ始めた。
――コンビニで売ってる、
フツーのメロンパン。
「それが一流パティシエ
さんの朝ごはん?」
あんたがひとりでピリピリ
してるだけじゃん。
雫、さっき思いっきり何か
言いたそーな顔してたけど。
「どーだか。
なんかヨユーなくて
イラついてるよーにしか
見えないけどねー」
「んなわけあるかよ!」
爽介は、声を荒げて即座に
否定する。
イヤイヤ――ムキに
なってるって時点で、
図星でしょ。
自分でもわかってんじゃん。
でも、あたしがあえて何も
言わないでいると。
爽介は軽く舌打ちして、
近くの椅子を自分のとこ
まで引き寄せ、ドカッと
乱暴に座った。
「えっ!?
休憩なんでしょ?
休憩室行かないの!?」
「……朝休は朝メシ
食ったら終わりだから、
わざわざ行かねーよ」
不機嫌な声でそう答える
と、爽介は手に持ってた
小さめのビニール袋から
中身を出して食べ始めた。
――コンビニで売ってる、
フツーのメロンパン。
「それが一流パティシエ
さんの朝ごはん?」