《完》極上☆SWEETS!! 〜愛しのショコラ・プリンス〜
んで、ご飯も終わってひと
しきり話もくぎりがつくと。

最後はお約束の、メールタイム。


なんせ休憩のときしか携帯
いじれないもんだから、
みんなここぞとばかりに
カレシとか友達にメール
してる。


あたしも、昨日の夜に友達
からメール来てたのを思い
出して、バッグから携帯を
出して返信しようとしたら……、


「わ、望月さんのケータイ
超カワイイ!!」


前の席に座ってたコが、
そんなことを言い出した。


「ホントだ! 
すっごいデコだね〜」


他のみんなも一斉に注目
して、なんかいきなり
話題がそれ一色になる。


「そう?

そんなたいしたもんでも
ないと思うけど」


デコレ携帯は最近じゃ
ジョーシキじゃん。


まあ、あたしも帰国して
から、友達のマネして
初めてやってみたんだけど。


「えーっ、すっごいキレイだよ!

超キラキラじゃん」


「ウンウン。

いいよねー、涼しげで夏っぽい」
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