《完》極上☆SWEETS!! 〜愛しのショコラ・プリンス〜
でもその結論は、


「ああ、オマエ待ってた」


ものの数秒で、裏切られる。


「――あたしを? なんでっ!?」


待たれる理由がまったく
思い付かないんですけど!?

仕事疲れのストレス発散に、
闇討ちでもしようっての??


「ちょっとさ、
オレにつきあわね?」


「は……? 
つ、つきあうって!?」


「くだらないこと考えんなよ。

ちょっと、飲みにだよ」


くだらないこと――って、
H系なこと?

んなこと考えるわけないっての!!

(混乱のあまりバカげた
想像はしたけど)


てゆーか、


「な、なんであたしが
あんたと飲みに行かなきゃ
なんないのよ!

貢か雫と行けばいいじゃない」


「貢は酒は飲まない。

雫は……ちょいそーゆーのは
メンドウなんだよ」


爽介は頭をかきながら、
自分がめんどくさそうに
説明する。


なんか、あんまよく
意味わかんないけど。


とりあえず、あたしは今、
爽介に飲みに誘われてるらしい。
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