抹茶ラテとカフェラテ


「わぁー!」


自転車の鍵を閉めている俺をよそに


由美は砂浜に降りていく。


「危ないから待て。」


「うわーぃ」


……本当に聞いているのか?


俺が砂浜に降りると


既に由美は膝下まで海に浸かっていた。


「……待てって言ったのに」


俺は はぁ、と溜め息をこぼしながら


駆け足で由美の所まで向かった。


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