彼氏はアイドル!?
飛行機にのりこむと、英太璃音の荷物をさっと棚にあげてくれる。

「窓側いいじゃん。奥いきな。」

優しくエスコートしてくれる。

後ろの席では有紀生達にからかわれて、
俊と麻衣子が二人で座って楽しそうに話していた。

胸がズキンとした…


「…大丈夫?」

「あ、ごめん。平気だよ〜楽しみだね」

「うん。」

窓から空の景色を見ていると、
英太はいつの間にか眠っていた…

疲れてるんだな…

英太の髪にそっと触れると
シートに寄り掛かって目をとじた…
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