彼氏はアイドル!?
有紀生は
俊の家にすぐにでも行きたかった。

璃音の誤解を解きたかった。

だけど便が遅かったから、
今日は夕食を食べて泊まる事になっていた。

明日は
別行動で、それぞれが自分の家に顔を出すことにした。



英太と璃音を見ていて、有紀生は少し焦っていた…


有紀生はずっと璃音が俊に魅かれてるのを感じていた…

璃音が俊をさけているのは自分のせいだ。

英太の恋を応援したい気持ちもあるけど、
自分のせいで俊を傷つけるのも辛かった…


おれは…
なんで人のために…


璃音を想う気持ちはどこにいったんだろう…

璃音が好きだ…

だけど
彼女の気持ちが俺にないことは感じていた…


それならば
君の求むような
親友として
君の幸せを願おう…

久し振りの
沖縄の空気を吸い込むと力強く歩き出した。
< 108 / 214 >

この作品をシェア

pagetop