彼氏はアイドル!?
「部屋割り決めるぞ〜」

ホテルに戻ると浩が掛け声をかける。

「僕、昌以外なら誰でもいい。」

「僕だってお断りだ。」

俊と昌はまた
取っ組み合いになっている。


そんな二人にため息をついた浩が
璃音と英太に視線を向けた。

「じゃあ…まずは英太と璃音。」

「え…?」

浩以外の全員が動きを止めた。

「二人は付き合う事になったんだ。だからいいだろ?」

「いや…おい、浩!!」

英太が
否定しようとした時、璃音は英太の腕をつかんだ。


「いいの…。浩が言った通りだから…」

「璃音…」

沈黙が流れた…

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