彼氏はアイドル!?
「私の若い時に似てるわ。あははぁ〜」

「母さん、太ってたじゃないか。若い時!」

明るくむかえいれてくれた俊の家族と食卓を囲み、楽しい時間をすごした。



「楽しかった♪」

お母さんがしいてくれた布団に潜り込んだ。

「おいで…」

俊がベッドの上から顔を出して、手招きする。

「うん…///」

緊張しながら
ベッドに入ると俊は璃音を優しく抱き締めた。


「いい匂い…」

俊は璃音の髪に顔をうずめる。

パジャマごしに
伝わる俊の心臓の音…


体を少し離し、
こつんっとおでこを合わせる。


「キス…しよっか。」


目の前にある
整った顔立ち…

俊がペロッと唇をなめる仕草に息を飲んだ。


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