彼氏はアイドル!?
そこにバッグやらお土産やらを
たくさん抱えた昌が到着した。


「麻衣子さん…人に荷物もたせて…はぁ…先に…」

「だって昌が持つって言ったんじゃん!」

「お土産買い過ぎなんですよ!」

二人の会話に璃音はきょとんと
腕を組んだ。

「あれ?もしかして麻衣子、昌さんといたの?」

「あぁ、昌が沖縄案内したいっていうから。」

「はい?」

「どうしてもって。」

「あなたが!」

二人の漫才のような会話に
俊が声を上げて、笑う。


「アハハ!いい感じですね〜」


『やめてくださいよ!!』
ハモる麻衣子と昌。


なんだかお似合いかも。

璃音は吹き出してしまった。

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