彼氏はアイドル!?
「璃音ちゃん遅いですね。」

俊は広場で菜月と会い、部屋に誘われた。

部屋にいけば、璃音に会える。


しかし
部屋には璃音はいなくて、しばらく待っても戻ってこなかった。


―菜月といても意味がない。


「僕…帰ります。」

「あ…待って…」

菜月は立ち上がった俊の背中に
きゅっと身体を寄せた…


「いかないで……私…」

「なんだよっ!!」

俊は驚いて、菜月の腕をはらいのけた。

「やめてくださいよぅ…」

俊はそれ以上、何も言わず部屋をでていった。






「ふん…むかつく。」


菜月はベランダに出ると煙草に火をつけた…

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