彼氏はアイドル!?
「璃音ちゃん!大丈夫!?」


俊が勢いよく部屋に入ってくる。

それに有紀生が続く。


璃音は思わず、
英太からぱっと離れた。


「大丈夫ぅ〜?」

俊の可愛い瞳が璃音をみつめる。

「俺、送るっすよ。」

有紀生が
ぱっとパーカーを羽織る。

「いや…自分で帰れます///」

「いや気にしなくていいんだよ。心配だし、遠慮しないで。」

そっと璃音の肩にふれる英太。

「じゃあ…」

璃音が起き上がると
そっと支え、

さっとカーディガンを羽織らせてくれて、

肩を抱き、玄関に誘導してくれる。


そんな
イケメンからの至れり尽くせりの状態に
ますます熱が上がる。


「璃音さん、送り狼には気をつけてくださいね。」

「なにいってるんすか〜」

「有紀生にぃは、手がはやいですからね〜」

「お前が奥手なだけだよ。。。」


有紀生は昌の首筋に
軽くキスをした。


「、、、、!!!」


英太は
顔を真っ赤にする昌を
面白そうにいじる。


「…今日はごめんなさい。じゃあ。」

「お大事にね。」

「有紀生、頼むな。」

璃音は有紀生に支えられながら、自宅に戻った。


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