彼氏はアイドル!?
「あの雪月花の件でたれこんだモノですが…あれ、嘘です。女性なんていません…。すみませんでした。」

「菜月さん…」

携帯をとじると、菜月は璃音の方に向き直る

「璃音ちゃんごめんね…。裏切って…」

菜月は泣いていた…

「私のこと慕ってくれていたのに…」

「あの優しさは嘘じゃないんですよね…?」

「…」

菜月は涙をふいた。

「私…変われるかしら。」

「大丈夫だよ。頑張って!」

俊が菜月の肩をたたいた。


菜月は微笑むと警察署にむかって歩き出した。
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