彼氏はアイドル!?
「はああああ…。」

「…ただいま〜」

「どしたんすか?溜め息なんてついて。」


俊はソファに倒れこんでジタバタしている…


「僕…早かったかな。」

「なあにが?」

有紀生は俊の横に座る。

「…璃音ちゃんに拒否られた…。」

「あら〜ってかまだだったんすか?」

「まだって言わないでよ〜」

泣きそうになりながら答える俊。


「だってさ…璃音ちゃんの事、大好きなんだもん…触れたら壊れちゃいそうで…」

俊はクッションを抱き抱えて座り直す…


「だけど…我慢できなくて…だけど…」

「でも、拒否されたと。」
俊は溜め息をついた…

「…やなのかな…僕とえっちするの…」

「さあ…」

「もしかして…まだ英太兄が好きとか!?」

有紀生が首をかしげると
クッションに顔をうずめた…。
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