彼氏はアイドル!?
浩は俊に近付いて言った。

「俊…あんまり仲良くしない方がいいよ。璃音ちゃんの立場もあるし。他のスタッフの前ではさ…。」

(それに…)


「あ〜そうですよね。気をつけます!家で話せばいいんだもんな〜」

(そうじゃなくて…)


浩はちらっと英太を見る。
英太はもうすでに仕事の顔になっていた。

(俺おせっかいかな…あいつだって、璃音ちゃんの事好きだなんて一言もいってないのにな…)

考えすぎかな…
浩はぱぱっと頭を振った。
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