彼氏はアイドル!?
「英太兄…あきらかに璃音さんに冷たくありませんでしたか?」

昌が帰りの車の中で耳打ちした。

「そんなことねぇじゃん。」

「…気になってるんですか?」

「違ぇよ。」

「そうですか?まあいいですけど。」


英太は隣で読者を始める昌をちらっと見ると
窓の外に視線をずらした。
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