彼氏はアイドル!?
はあ〜
なんであんな事しちゃったんだろう…

ばかだ…


あのあと
少し散歩して
マンションに戻ってきた。

俊は部屋に戻ると
すぐにベッドに飛び込んだ。


「俊兄…どこいってましたか。」

寝ていると思っていた昌が口を開いた。

「散歩だよ…。うるさいな」

「ふ〜ん。今日の鍋…美味しかったですね。」

「なにが言いたいんだよ。」

何かを含むような発言。

「いや…また来てくれたらいいなと思っただけです。」

「お前、何が言いたいんだよっ!」

「何をむきになってますか…?」

「はぁ…べつに…もう寝るよ。」

昌の不敵な笑に何もかも見透かされている気がした…


「……」

その二人のやりとりを
有紀生は寝たふりをしながら聞いていた…
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