彼氏はアイドル!?
「ビール飲んだまでは覚えてるんだけど…」

俊は頭をかいた。

「…記憶ないの…?」

「うん…トイレで寝ちゃって有紀生に助けられたみたいなんだ…。はあ。ださいよね。」


なんだ…
じゃあ、キスの事も覚えてないんだ…


「やっぱり私…かえる。ごめん…」

「え!璃音ちゃん?」

俊が追いかけてくるのが分かったけど、ただ走った…



「はあ…ばかみたい。」

立ちどまると、涙があふれだした…

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