彼氏はアイドル!?
「こら!」

ブランコが揺すられ、見上げると英太が立っていた。

「英太さ…」

「なにしてんの?」

英太が璃音のブランコを押し出す。

風を切る感じが懐かしい…

「それ!」

英太はブランコを強くおした。

「あっやだ!怖い!やめて〜!」

「あはは」

英太は笑いながら
璃音の乗ったブランコを後ろからぎゅっと止めた。

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