彼氏はアイドル!?
「きゃ。」

その反動で
璃音の身体がぐらりと揺れる。


それを支えるように
英太が後ろから
そっと首に腕を回した。

「えっ?英太さん…///?」

英太は寄り添うように璃音の肩にあごを乗せる。

「昨日…キスしたこと怒ってる?」

英太の腕の中で璃音の頭は真っ白になる。


「…お、覚えてる…の?」

「忘れるわけねぇじゃん…」

何故か胸がズキンっと
した…

「それに…わざとだから…。」

「え?」

「酔ってるふりして、お前にキスした…」

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