噂の彼の甘い罠2アイドルと秘密の恋愛
「ひ…ひどいっ!一人で勘違いしたぁ~っ。私、おバカじゃん!」

「んあ?あんな唇突き出されて…興醒めしたの、こっちだっつの。

菓子ばっかバクバク食いやがってー。ウルウルリップでもつけて、ちぃとは色気出せよ」

晴弥は完璧呆れた顔して、目を閉じてしまった。

ひどいーっ、

ひどすぎるっ!

乙女の純情返せーっ。







ウルウルリップ…。

買うっ!

確か、今人気急上昇の…

晴弥と噂のあった

例の美人女優が広告塔の。






え。

やっぱり嫌だぁっ!

ライバルの売り上げに貢献したくなぁ~いっ!







一人頭をプルプルしてると

晴弥がまた目を開けた。








< 110 / 335 >

この作品をシェア

pagetop