噂の彼の甘い罠2アイドルと秘密の恋愛
「オレもつまんねーし。おもちゃがないと」

晴弥は私を見てニヤリと笑う。

私。おもちゃ……ですかぁ?

そりゃ、いつもどつかれてるけどぉ。

「……ひどい」

「そそ。オレのおもちゃ。連れてかねーとさ、タツ来るかもしんないし。アイツには指一本触れさせねー」

って言って、晴弥は私の肩をそっと……抱いた。





きゃっ。

ちょっと、この状態は……。






今日……

2度目のっ……





キス―――っ!?

キュン!!

となったから、

晴弥に抱き寄せられ、そのまま大人しくもたれてみる。












< 169 / 335 >

この作品をシェア

pagetop