噂の彼の甘い罠2アイドルと秘密の恋愛
「だから……コハルちゃん」


――パシ!


タツの頬を思いっきりたたいた。


「い……いひゃい。アイドルの顔たたくなんて……ひどっ!」


「私だってこんなコトしたくないけど、練習しないとウチに置いてもらえないんだもん~っ」


「ハイハイ。……しゃ~ねぇな。

全ては晴弥のためですか~?」


タツはニンマリ笑って、座りなおすと、私の肩にそっと手を添えた。









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