噂の彼の甘い罠2アイドルと秘密の恋愛
緊張しながら、


部屋の中に……入った。


正面にズラリと並ぶ、審査員のひとたち。


ムッとした顔をしていて、


スッゴく怖い!


もぅ、これだけで私も泣いちゃいそうだよぉ~……。


ブルブルと首を振ってると、案内をしてくれたお姉さんが、クスッと笑った。


「そこに立って、自己紹介してね」


「はいっ……」


緊張で、なにしゃべったかあんまり覚えてない。


フワフワして……


ヘンな時間。





< 277 / 335 >

この作品をシェア

pagetop