噂の彼の甘い罠2アイドルと秘密の恋愛
「はっ……晴弥ぁ?」


私をデビューとか……そういう話じゃないのぉ?


突然の直球に、


社長は……


意外にも落ちついていた。


「晴弥……自分の立場をわかってるのか?」


「わ……かってます。だけど、ファンのために彼女を作らない、アイドルはもう卒業したハズです。

これからは……歌で勝負する。オレがこれまでに作った曲は、全て彼女がベースになってるんです。

これからも……いい曲を書いていくためには、外せない存在なんです」





うわぁ~……


晴弥が私のコト、


そこまで思ってくれてたなんて……


知らなかった。






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