噂の彼の甘い罠2アイドルと秘密の恋愛
晴弥、私が今いるロビーまで…出て来たっ!
思わず、駆け寄って…
ぶつかりそうになる!
「…おぉっと、大丈夫?」
晴弥の前で急ブレーキをかけた私を見て、サングラス越しの晴弥が一瞬息を呑むのがわかった。
「晴弥ぁ…」
泣きそうだよぉ…、会いたかったぁ…。
ウルウルしながら、晴弥に抱きつこうとすると。
「う゛っ…」
晴弥の片腕で、羽交い締めにされる。
え…
何でぇ?
これが、向こうの国での…
感動の再会の…挨拶?
いや、違う…みたい。
「…オイ、人がせっかくバレねーように大人しくしてんのに。
こんな人が多いトコで…デカい声で名前呼ぶなよ」
「ごっ…ごめんなさぁ…い」
そーだった。
どこで、誰が聞いてるか…わかんないもんね。
全国にいるであろう晴弥ファンに、もしバレちゃったら、
サイン下さい写真撮って下さい!って、この場所は一気にパニックになるに決まってる。
思わず、駆け寄って…
ぶつかりそうになる!
「…おぉっと、大丈夫?」
晴弥の前で急ブレーキをかけた私を見て、サングラス越しの晴弥が一瞬息を呑むのがわかった。
「晴弥ぁ…」
泣きそうだよぉ…、会いたかったぁ…。
ウルウルしながら、晴弥に抱きつこうとすると。
「う゛っ…」
晴弥の片腕で、羽交い締めにされる。
え…
何でぇ?
これが、向こうの国での…
感動の再会の…挨拶?
いや、違う…みたい。
「…オイ、人がせっかくバレねーように大人しくしてんのに。
こんな人が多いトコで…デカい声で名前呼ぶなよ」
「ごっ…ごめんなさぁ…い」
そーだった。
どこで、誰が聞いてるか…わかんないもんね。
全国にいるであろう晴弥ファンに、もしバレちゃったら、
サイン下さい写真撮って下さい!って、この場所は一気にパニックになるに決まってる。