噂の彼の甘い罠2アイドルと秘密の恋愛
「オレが今日事務所の前でスカウトして来た~。カワイイっしょ?」

げっ!何てコトを…。

デビューなんてしませんからっ!

私は晴弥のファンでいたいだけで、アイドルにはな~んの興味もないからぁ~っ!

タツの所に行こーとすると、彼女にガシッと肩を掴まれ、またその場に座らされた。







「勝手にいじっていーから、もっとびっくりするぐらい可愛くしてやって~」

タツはニヤニヤ。

何考えてんのー!?

「任せて~!とびきり可愛くして、後で社長の所に行こーね」

彼女は私の頭をナデナデ。ニコニコして、めちゃくちゃ嬉しそー。

…この人、まさか。

と思って、聞いてみた。






「…あのぉ、私。いくつに見えますぅ?」

私のこの質問に。

「中学生でしょ?なったばっかりかな~?カワイイよね!クラスでモテるでしょ」




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