噂の彼の甘い罠2アイドルと秘密の恋愛
「お腹が空いて…。あ!でもっ、今みたいな事して…大丈夫っ?誰か見てたら…」

慌てて周りに目をやると、晴弥は意外と落ち着いている。

「あー、大丈夫じゃね?まさかこんなお子様と…」

そこまで言って吹き出す晴弥。

ムー

お子様って…ヒドい。








「ハンバーグにいちごパフェって…。お子様じゃん…」

「だぁって、パフェはタツがぁ…」

「ふーん。じゃあコレ全部オレが食っていー?」

晴弥は意地悪な顔して、パフェを手で囲う。

え…全部は、困るぅ。

「…半分は残してぇ」

私がぷくっと頬を膨らませると、そんな私を見て、晴弥はフフって笑った。

「ハイハイ」

「もー、またバカにしてぇ」

軽く晴弥を睨みつつ、また口に運ばれたスプーンを、パクッとくわえる。




くふっ。

なーんか

恋人同士みたいなんですけどっ!






てか、私たちって

…そーだよね?





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